子供のどもり(吃音)について

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あれこれ
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本気で悩んだ!イモコちゃんのどもり(吃音)

頑張りやなイモコさん

生まれた時から人見知りが激しく、いつもアニキくんのやることを必死に真似をし、頑張ってる感であふれていたイモコちゃん。
首が座った!寝返りできた!おすわりできた!歯が生えた!歩いた!そういった身体的なことは全部イモコちゃんの方が早かったものの、「話す」事に関してはアニキくんが一歩上でした。

とにかくアニキくんのおしゃべりは達者でペラペラペラペラしゃべる横でイモコちゃんは、おやすみは「みー」、おはようは「よー」、ありがとうは「とー」ってな感じ。
言葉も増えてきてちゃんと会話ができるようになってきたころ、どもるようになってしまいました。

顔を真っ赤に

イモコちゃんの吃音は難発性。ひと文字目が出てきません。
特に「カ行」や「イ列」が苦手。「き」や「ち」はなかなか発せられないのです。
歌でも困難。「あーか、しっしーろ、きっ….きっっっ…ろ」
顔を真っ赤にしてほんとにとにかく見ていて辛かった。

しゃべり方には触れず指摘せず、話し終えるまで待ち、「じょうず😊」と言うようにしていました。
ムラがあって、調子のいい時は比較的スラスラとしゃべられるけれど、ひどい時はとにかく辛そう。

幸いアニキくんがイモコちゃんのしゃべりを指摘したりすることはありませんでした。

幼稚園に入ってかなり軽減

幼稚園入園して友達から「イモコちゃん変~」とかつつかれないか心配だったけど、毎日「楽しかった~」と帰ってくる大好きな幼稚園に入って間もなく、顔を真っ赤にするほどの吃音はなくなりました。
しかし、まだ時々言葉が詰まります。

小学校に上がる前の調査書(?)に「言葉について心配がある」にチェックを入れたところ、「ことばの学校」へ行くことを勧められました。

気づけば

ことばの学校では、先生に次いで一文字ずつ文字を発します。
「特に問題ないですね」
確かこのとき、前日はひどかったのに、ことばの学校当日はほどんど吃音は出ず😅
「様子見でいいと思いますよ。ことばの学校も今日だけで大丈夫でしょう」ということで行ったのは一回のみ😅
それから小学校へ入学し、幼児期あれだけ人見知りだったのに、幼稚園、小学校でたくさんお友達を作ってのびのびとした性格へ。気づけば、まったくどもることはなくなっていました。

その後

それはそれは今じゃうるさいほどよくしゃべる「おしゃべりイモコ」となりました(笑)。

「昔どもってすごく心配したんだよ」と話をしたら「へぇ~、そうなんだ。ぜんぜん覚えてないよ」だそうです。

意外と当人はあまり気にしていなかったりするのかな?

幼児期の「発達性吃音」は、約7~8割が自然に治ると言われています。
吃音の原因については、いまだ解明されていないようです。
生まれ持った体質といった遺伝的要素や、周りの人たちとの人間関係といった環境要素などが絡み合って起きているのではないかと考えられているようです。

過度に心配せず、子供がリラックスして話せる環境を作ってあげましょう。

どもっても途中で遮らず最後まで聞いてあげて、褒めたり、それに対しての意見や感想をちゃんと伝えて、「話す」ことへ自信を持たせてあげましょう。

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