双子妊娠判明から管理入院帝王切開!
20才までにどんな費用がかかる?
20年以上経っているので現在とはいろいろ変わっていますが、当時のリアルな双子出産支払金額を公開です。
高校大学進学、その他どんな時に大きな額が飛んでゆくのでしょうか
双子妊娠出産!当時のリアルな支払金額
初めての検査からずっと、地元の総合病院でお世話になりました。
初診は妊娠6週。最初は2週間に1度の健診。
16週頃、子宮頚管縫縮術(シロッカー術)。
29週から管理入院し、37週で帝王切開。
出産後12日目に退院。
双子妊娠判明時から出産後までに払ったお金
入院前の妊婦健診
毎回、尿検査・超音波をとり、
1回4,500円。
張り止めの薬が出ると
プラス1,300円くらい。子宮頚管縫縮術(シロッカー)費用
16週頃、子宮口を縛る手術をしました。
10日間の入院、6人部屋(部屋代なし)で
58,590円管理入院および出産費用
29週で入院。6人部屋
(部屋代なし、NST・心音確認1日置き、シャンプー週2回(看護師に洗ってもらう))
毎週妊婦健診(毎回超音波付き)
出産まで24時間ウテメリン点滴投与(ウテメリン総数47本)。
・支払いは10日ごとで、1回の支払いが、
10日分45,000円~50,000円くらい。
予定帝王切開で、3日前より特別室。
部屋代1日10,000円。
退院までの最後の支払い金額(18日分)(帝王切開手術費等出産費用含む)は
約43万円(当時単胎普通分娩平均35万円と言われていた時代)産後自分の1ヶ月健診
約2,500円アニキくんの入院費用
生まれてから退院前まで「血中カルシウム不足」で点滴生活だったアニキくん。特にNICUなどに入る事はなく新生児室暮らしで「入院扱い」。
80,480円。
尚、乳幼児医療費控除で一部返金。
◎ 双子を妊娠して、初診から産後1ヶ月健診までの総額
(アニキくんの入院費用除く)
約72万円なり。
出産後頂けたお金
一般的に双子の出産費用は単胎出産の1.5倍と言われています。
でももらえる手当金などは2倍です!
もらえたお金
出産育児一時金
ダンナの健康保険組合から乳児ひとりにつき、
当時35万円。
双子の場合は×2=70万円。
令和5年4月より、
50万円×2=100万円もらえます💕出産手当金
勤務先で健康保険に加入している会社員や公務員の女性が受け取れる給付金。
多胎の場合は単胎ママより多くもらえます。私がもらったときは今よりもらえる条件も緩かったように思います。
私は、手取りが20万ほどで、育児手当金を
70数万円ほど頂けました。医療保険
子宮頚管縫縮術(入院+手術)、切迫早産扱いの管理入院(入院)、帝王切開(手術)も保険支払い対象。
郵便局、県民共済、保険会社2社(これらのうち2つ、実母が加入していてくれた)から、
驚くほど😊
保険会社2社からは、レディースプランで加入していたため入院費倍額で、管理入院分だけでも
130万円以上。失業保険
派遣でしたが、妊娠を機に継続解除し失業保険もいただけました。高額療養費の払い戻し
数ヶ月後限度額を超えた分が払い戻されます。
一時金70万+手当金70数万+医療保険(130万+数10万)+失業保険+高額療養費払戻で、
軽く300万は頂けたということ!!!
支払総額約80万、頂いた額300万越えです😊
一緒に管理入院していた双子ママは「おりた保険で車を買っちゃった♪」と言っていました。
双子出産大幅黒字です。がんばったご褒美です😊
うちは結婚時、中古で譲ってもらい使っていた冷蔵庫を新品に買い換えました👍
現在、出産育児一時金の直接支払制度により、出産育児一時金を健保組合から直接病院へ出産費用を支払ってくれるようになったため、窓口での支払い負担が軽減されました。
退院してからのお金のおはなし
幼児期

子育て中にもお金は多々かかります。
おむつとミルク、この消費量はただものではありません😵
少しでも安い所でケース買いです。
ミルクの量が減ってくると今度は食費が上がってきます。
子供のいない時はあまり買わなかったバナナやオレンジにリンゴ、ブロッコリーと買い物カゴの中は象のエサの用。
野菜ジュースやヨーグルトなんかも買うようになったのでエンゲル係数高くなりました。
子供が生まれると水道代も跳ね上がります。
自宅に帰ってからの初の検針の際「使用量が増えてますけど家族が増えましたか?」と本当に確認されました😆。
オムツを卒業してトイレマンになるとますます水道代UPします😭
女の子の場合トイレットペーパーの減りも早い。
女の子4人のママが当時1日1つなくなると言っていました。
4人もいると成長したら生理用品もすごい消費量となるでしょう。
小学校以降
小学校までが一番貯金ができた時期かなと思います。中学高校以降はお金貯まりません!
習い事は2人ともピアノ(月謝7,000円 アニキ6年生までイモコ中3まで)と少年野球(月謝1,500円)。
その後、アニキくんは、中学でリトルシニアに入り、高校は野球部。
イモコさんは中学から高校卒業まで吹奏楽部でマーチング一筋。
軟式とは違い一気に高額になる硬式の野球道具や、イモコさんの楽器代、それに、2人ともハードな部活だったため米の消費量もすごかった!
アニキくんのお弁当は2合メシ!
10kgの米があっという間になくなります。
洗濯物の量も半端ない。
一番お金がかかったのは高校以降!

そして、中学、高校へ進学する際の制服代や、部活のユニフォーム代なんかも一度にかかります。
高校にいたっては、
制服代等で
10万円以上、
部活のユニフォーム、練習着等で
10万以上。それが2人分。
合宿費など(アニキは春に飛行機で宮崎キャンプもあった)その都度徴収です。
塾代なんかキョーフです。
高校受験のために中3から1年通いましたが、夏期講習などは月謝とは別に
10万以上×2。
高校の修学旅行代金も学校によってさまざま。
アニキくんの学校は
ニュージーランド1週間で30数万。入学早々積立が始まります。
イモコちゃんの学校は
台湾4日間で10数万。
2人とも私立でしたが、学費や設備費父母会費も学校によりさまざま。
イモコちゃんの学校は公立に毛が生えた程度のとても良心的な額でした。
その他の大物は
自動車教習所代30数万×2、
成人式の前撮り&当日振袖レンタル代20数万。
大学受験は、一般受験をすると
1人30万ほどかかります。
ひぇ~!です。

大学の学費は奨学金で
大学の費用は、日本学生支援機構の奨学金を借りました。
利率が断然低いので、親が教育ローンなどを借りるなら本人に奨学金を借りてもらうことをお勧めします。
奨学金は本人が借りて社会人になってから本人が返済していきます。
月々15,000円~20,000円ほどが平均返済額と言われています。
自宅からの通学で、学費はすべて奨学金で支払い。
また、高校卒業後からバイトを始めたため、月々のお小遣いもなくなり、親としては随分と楽になりました。
社会人になって10月から奨学金の返済が始まります。
いきなりの借金持ちとなり気の毒ですが頑張って返済してもらいましょう😆。
奨学金の申請は高校3年の時。
奨学金の振り込みが始まるのは入学後になるので、受験費用や入学金など、入学前の資金としては使えません。
入学前に必要になる数十万円分は、貯金や学資保険でまかなう形になるのでご注意を。
貯金がとっても大事
生まれて間もなく郵便局に二人の口座をそれぞれ作り、初節句や七五三、入学祝などでもらったお祝いやお年玉はどんどんそこへ貯金していきました。
中学、高校になっても、お年玉は「半分は使っていいけど半分貯金しなさい」と貯金させました。
鬼親でスミマセン😅
そのおかげでかなり貯金は貯まり、
部活関連の費用(ユニフォーム代、合宿費、消耗品費 等)や
高校の修学旅行代(2020年、コロナの影響で、アニキ2月頭ぎりぎりニュージーランド決行、2月下旬予定だったイモコは中止で返金)、
自動車教習所代、
成人式の前撮り&当日振袖レンタル代なんかも郵便局貯金から工面できました。
貯金、ほんとうに大事です。
助けられた学資保険
生後3ヶ月頃、将来の恐ろしい教育費に備え、1人月1万円くらいの「学資保険」に加入。
満期の18歳の3月まで手を付けず頑張って貯めたので、
大学入試でヒーヒーの頃に210数万円ずつ下りました。
こちらからは大学の受験費用と入学金、学費の足しに。
学資保険も本当に助かりました。
2人とも部活で選んだ私立の高校でしたが、入試で頑張ってくれたアニキくんは、特待生で学費全額免除✨マジ助かった!ただ、設備費や父母会費がイモコの学校と桁違いに高かったのと、必須の夏期講習などが実費であったのでなんだかんだ結構徴収されました😢
イモコの学校は中学もある所で、校長先生曰く、「中学は望んで来るけど、高校は公立受験に失敗して已む無く私立という子もいるので、できるだけ費用が抑えられるようにしている」とのこと。
そんな良心的な学校もあるので高校選びの際は費用もよくチェックすると良いですよ
2人ともそれなりに強い部活でとても充実した高校生活を送れました。
母も応援やお手伝い、楽しかった~!
最後の年は文化祭や体育祭、大きな大会もことごとく中止でたくさん泣いたけどね😢
最後に恐ろしい事ばかり書いてしまいましたが、おじいちゃん、おばあちゃんに上手にコネコネするのも手😆
うちは母が毎月1,000円ずつ貯金をしていてくれて20歳のお祝いでその通帳を渡してくれました。そんなことしてくれていたなんて知らなかった…😭。
貯金はコツコツ。
時々数千円でも子供たちの郵便局貯金に入れたりもしました。もちろん2人平等にね。
学資保険は入るべき?
学資保険にはメリット・デメリットがあるので、ご家庭の状況や、将来備えたいリスクによって、本当に必要かどうかが決まります。
欲しい時、すぐに現金として使えません。
逆に言えば自由に使えない分確実に貯蓄することができます。
また、契約期間中に、親(契約者)の身に万が一のことがあった場合、毎月の保険料の支払いが免除され、その場合でも期間満了後に保険金を満額受け取ることができます。
保険の事がまったくわからない、複数の保険を比較検討したい、そんなときはプロに相談が安心です。
当時は、自分で色々な所から資料請求し、一番戻ってくる額の多い所という条件だけで選びましたが、もしかしたら、もっと好条件のところがあったかもしれません。
プロに相談し、学資保険をよく理解して、必要かどうかを検討しましょう。
NISAやiDeCoなどについても教えてくれる
今は学資保険の代わりに、外貨の積立や投資信託で運用するなど様々な選択肢が増えています。
そんなことについても相談に乗ってくれます。
双子妊娠が判明してからも入れる保険がある!
双子の妊娠出産は単体に比べ高リスク。そんな多胎妊娠が判明してからでも加入できる保険があるようです。
保険相談サイトはいろいろありますが、妊娠・子育てに特化した保険相談サイトがおすすめ。
子育てに理解のあるFPさんやママFPさんも多く、子どもが生まれたら必ず悩む、教育費や万が一の保障などを、プロに相談できます。
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